うろちょろ・ザ・ワールド

ワーホリビザでいろんな国に住んでみたり、バックパックで旅したり。since 2017~

ウィーンで食べて食べて食べる。

 

今回ウィーンには合計で4日間の滞在予定。

ドミのマミーと出来るだけたくさん時間を過ごすことが目的なので、土日休みのマミーとさっそくお出かけ。

 

朝ごはんに対する気合いの入り方がちょっとだけ人より旺盛なタイプのマミーは、

 

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毎朝エンジン全開でおもてなししてくれました。

もはやホテルの朝食ブッフェです。

テーブルに乗り切らないほどの品数を準備してくれているので、5分おきに「もっと違う種類のチーズあるよ!」「羊のヨーグルト食べたことある?食べてみる?」「パン足りてる!?」と冷蔵庫を開けたり閉めたりしてボルテージ最高潮のマミー。

 

こんな感じで目が覚めるたびにおうち朝食ブッフェスタイルなので、余裕で朝食を食べながら次の日の朝食のことを考えてましたね。

オーストリアのチーズ、ヨーグルト、パン、ハムとか色々食べた!

久しぶりにお家に帰ったようなおばあちゃんちに遊びにきたような、そんなあったかいきもちになったなあ。

私もこうやって、誰かのことを喜ばせるために努力することを楽しめるようなひとでありたいとマミーを見ているといつも思う。

 

食べて喋って3時間ほど朝ごはんを楽しんだあとはいざシティー観光へ。


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(ウィーンの地下鉄にて)

 

ウィーンは公共交通機関がかなり充実していて、バス、トラム、地下鉄等が本気で街中どこにも走っているので移動がとっても便利。

地下鉄の自動販売機でチケットを購入。

2日分(48時間)の乗車券で€14.10。1日分(24時間)は€8.00だったかな。

ちなみに1回の乗車券は€2.40なのでデイパスがめちゃくちゃお得!


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ちなみにウィーンの交通機関に改札の概念は存在しなくて、改札の代わりにあるのが刻印機。

構内にある刻印機にチケットを差し込んで、乗車日時を刻印するタイプ。

タダ乗りしまくれる体制が整ってるけど、不定期で抜き打ちチェックをしてるとのことで、罰金は€105。

滞在中4日間一日中交通機関使っていたけど一度もコントロール見ることはなかったので割と適当なのかも。

 

オーストリアではなくオーストラリア(ややこしい)に住んでいたころ、友達とトラムでタダ乗りしてコントロールに捕まりそうになったところを間一髪降りて全力で走り逃げた若き日の悪さを思い出したり。

憤慨したおじさんに後ろから物凄い声量で叫ばれたなあ。

よい子の皆さんはやめましょうね。

私ももう大人になったのでしっかり払いました。

 

チケットを購入したあとは、天然と方向音痴というどう間違えても掛け合わせてはいけないコンボを兼ね備えたマミーの案内で、盛大に迷子になりながらシティー中心部のStephansplatz(シュテファンスプラッツ)へ向かいます。

初日のこの日はあいにくの雨だったので、「じゃあ一旦カフェでコーヒーとケーキでも食べようか。 。」ということになりカフェに行くことに。

もうこの時点で1時間前まで朝食ブッフェしていたことを忘れていますね。

バカ御一行です。

 

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(メトロを降りて地上に出ると巨大なセントシュテファン大聖堂がお出迎え!)

10分で着くところを1時間かけて到着したのでまあ順調な滑り出し。

 

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(名物のアップルシュトルーデル、ザッハトルテ、コーヒー)

 

ウィーンはカフェ文化が根強く、もはやカフェ文化自体がユネスコ無形文化遺産になっているほどヨーロッパでもカフェがアツイ街として有名なんですね。

マミーのチョイスで入ったのは、大聖堂の近くで見つけたCafe Aida。(アイーダって読むらしい)

Aida – the world-famous home of the best Viennese coffee.

1913年に創業らしいこのお店は、空港でもウィーン市内至るところでも見かける有名チェーン。

カフェ全体がピンクで装飾されていて、レトロポップな感じ。

オーストリアの人たちはカジュアルで入りやすいカフェよりも老舗高級カフェを好む傾向があるらしいけど、完全に庶民派な私たちはこういう場所の方が性にあっている。

ピンクに囲まれるのは違和感凄かったけど!

 

肝心のオーストリアスイーツはあんまり私の好みじゃなく、アップルシュトルーデルもザッハトルテも私には甘すぎて3口で限界でした。

なんせ甘いものが割と苦手なのと、基本的に海外のスイーツは砂糖を入れすぎて素材の味をガン無視しがちなので海外でスイーツは中々楽しめないんですね。

甘党さんにはおススメです。

 

カフェでお喋りを楽しんだあとは軽く街を探索。

2時間くらい人混みにもみくちゃにされ、シティーの洗礼を浴びた私たち一行はぐったり。

変なところにエネルギーを使い果たしてお腹が減ったのでディナーを食べに行くことに。

もう食べることしかしてません。

 

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(レストラン Gastwirtschaft Schilling。読み方さっぱりわかりません。)

 

地元の人たちが通う、オーストリアの伝統料理で有名なレストラン。

高い天井と、50年代風の木造インテリアデザインがオシャレで落ち着く雰囲気。

一瞬目玉が飛び出たくらいお値段お高めだったけど、せっかくなので奮発してオーストリアでは絶対に食べたかった。。

 

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(伝わりますか、この大きさ!)

ウィンナーシュニッツェル!

 

オーストリアを代表とするウィーン風の牛カツレツ。

伝統的には牛肉を使うらしいけど、近ごろはコストと価格を抑えるために豚肉や鶏肉を使うところが増えてきた中、ここのレストランでは本格的な牛肉のシュニッツェルが食べれました。

というわけでお値段がぐいっと張る。

€23とかだったから日本円だと3400円くらい。

どうしたらこんな値段になるのかは謎ですが。


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日本の薄切り肉みたいなお肉を使うんではなく、ちょっと厚めにスライスしたお肉をハンマーでたたき伸ばして衣をつけて揚げ焼きにするとのこと。

ナイフで切ったとき、衣とお肉がくっつかずに隙間が出来ているのが美味しいシュニッツェルの証拠だそう。

顔が大きい私の顔より余裕で大きいシュニッツェル!

もうどうかしてるくらい美味しかった!


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それとサイドディッシュで付いてくるこのポテトのサラダが完璧に計算されていて感動。

新しい料理とアイディアを得られて大満足。


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他にも美味しいご飯を3人で唸りながらシェアして外食の時間を存分に楽しみました。

 

Alt Wiener Gastwirtschaft Schilling

本当に何でも美味しくて色んなウィーンの伝統料理が楽しめるので気になる方は是非!

 

 

振り返ると本気で食べることしかしてなかった全員生理真っ只中のような1日!

次の日は晴れだったのでちゃんと観光っぽいことしました。

 

また次の記事で〜。